ご挨拶

紫香楽ラボ株式会社 代表取締役 寺脇 達夫

私たちの企業理念

陶器、陶芸品の産地として1250年間に渡って活動してきた信楽の郷が世紀の産業形態の進化の波に即応し、先取っていく為には、どうしたらいいのでしょう。 そのためには、製品に高い価値を与える新しいデザイン力や製品の機能を高めたり、今までになかった機能を生む新しい技術を持つ集団との提携をすることが不可欠であり、又、消費地のお客様の欲求を即、吸収し、ステキな暮らしに欠かせない道具として商品化することのできる感性を育て、そのモノづくりに対するスピードを上げることが重要と考えています。更には、芸術作品としての価値を広く深く認知させていく場づくりや状況づくりをすることも大切です。 これらを具現化するための知恵とデザイン力と流通力を持つ人々と理念を共有してリンクし、日々、情報を交換し、自分達が今、どの次元にいてこれから何をすべきかを、明快に確認できる立場を継続して作ることが出来れば、信楽の郷は社会に必要な産地として成長できるはずです。 社会の現象の先端部分に常に触れることの状況を作り上げる努力が必要で、その為に、従来の考え方をいったん整理し、今までの枠を超えて、外部の優秀な人々と未来を創発していくことのできる母体をつくるべきだと考えました。 その母体を紫香楽ラボ株式会社とし企業理念を【未来史耕創智企業(みらいしこうそうちきぎょう)】と致しました。 未来を志向しようとする時は、まず歴史をていねいに耕し、情報化し、編み、結び、智に転換する行程に最大限のエネルギーを使うことが大切だと思っています。

信楽焼の未来に向けて

【陶磁器】は、空気や水と同じように常に身の回りにあって、社会の発展に寄与してきました。私たちの日常生活の道具として今後も役割を担い続けるでしょう。 特に、紫香楽ラボが位置する信楽は、聖武天皇が紫香楽宮を計画し、この地で瓦を焼かれて以来、約1250年の陶都としての歴史を有し、日本六古窯(1千年以上の歴史のある産地―信楽・越前・備前・常滑・瀬戸・丹波立杭)の一つであり、これら他産地の窯元と連携しながら、日本の焼き物の発信をしてこうと考えております。


私たちは氾濫する新情報の中から、自然環境にやさしい信楽の地に相応しく必要だと感じる技術や感性情報を積極的に収集・選択し、信楽で活躍する皆様に紹介し、内外の共感を得る皆様とも提携しながら、新しい商品を開発していくスタイルで事業を進めています。 こうした創造精神の中で開発・提供していく私たちの商品が、広く世の中の皆様の心や体を癒し、お役に立ち喜んでいただけること。それがひいては信楽の発展に寄与につながることを願い、活動をつづけていきたいと思っています。 そして、信楽の陶工たちが育んできた伝統のある焼き物と文化を大切にし、又、一層の磨きをかけながら、グローバル化する世界に向けて提案し続けること。 そのことこそが「陶器」という素材を通して未来の社会に貢献する、私たち紫香楽ラボの使命だと考えております。


紫香楽ラボ株式会社 西野智樹

はじめまして、担当の西野と申します。


私が信楽焼に携わるようになったのは、2010年からで、まだ、ほんの数年のことです。元々は、信楽の隣町出身で、弊社に来るまでは、滋賀県からも離れ、全く関係のない仕事をしておりました。滋賀県を離れて生活し、感じたことは、いかに滋賀が恵まれた場所かということ。日本一大きな湖である琵琶湖をはじめ、現代の工業と、伝統産業とが多く存在しているということです。よく他府県の友人から言われたものです。「滋賀といえば、ほとんど琵琶湖。もしくは、信楽の狸。」縁あって、その信楽焼に関わることができ、光栄に思います。


日本六古窯の一つである信楽焼。その始まりは約1,250年前(天平時代)と言われております。それほど長い歴史と伝統に培われてきた信楽焼に対して、私が信楽焼に関わっている時間は、おそらく、これから一生をかけても、ほんの一瞬のことでしょう。しかし、信楽焼は、時代の変遷とともに、その形を変え、その時々で必要とされるものを生み出してきました。そして今、社会に必要とされているものは何かを考え、創造していくこと、それが、現代の信楽焼に関わる私たちの使命だと感じております。また、信楽焼の枠を越え、他素材との融合も目指しております。今回、信楽焼をギフトとして新しく提案することをコンセプトに、サイトをオープンしました。サイトのオープンにあたり本当に多くの方にお世話になり、風呂敷や和紙などの今まで経験のなかった新素材との融合を目指し、実現することができました。この場をおかりして感謝申し上げます。このサイトを通じ、少しでも多くの方に、笑顔を届けることができれば幸いです。私自身、まだまだ未熟者であり、陶器に関する経験もまだまだです。しかし、だからこそ固定観念を持たずに、挑戦できる部分があります。お客様と窯元との間に立ち、伝統を活かしつつ、他の素材やアイデアも交えながら、ステキな暮らしを提案していければと考えております。今後とも、紫香楽ラボ株式会社を、何卒、よろしくお願い申し上げます。